ミニカー・プロファイル

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ポルシェ・スポーツ:10

《ポルシェ356》
【TOMICA】

《ポルシェ365Bクーペ》
【マルカ】

《ポルシェ356 B/C》
【YATMING】

《ポルシェ550Aスパイダー》
【マルカ】

《ポルシェ959》
【メーカー・UK】

《ポルシェ911ターボ・タイプ930》
【TOMICA Lim・Rosso Ver】

《ポルシェ911GT》
【HONGWELL】

《ポルシェ・ボクスター》
【TOMICA】

《ポルシェ911’00》
【メーカー・UK】

《ポルシェ911ロードスター》
【HONGWELL】

以上


《ポルシェ356》

【TOMICA:1/59・ダイキャスト】

 楽しいスポーツカーはコンセプトとバランスが大事であることを示した傑作です。リア・エンジンの構成が少し気になりますが、多分排気量も小さくその上空冷システムのお陰でエンジンも軽量だったのでしょう。このコンセプトはフェラーリと対照的なスマートなインテリジェンスを感じさせます。
 356が幌を張った時もまるでスポーツカーが野球帽を被ったようで、時代のモダニズムを感じさせるスポティな雰囲気が好きです。
 アメリカ映画で356が登場する時は必ず女性の愛車として登場します。アメリカ人には女性と結びつくイメージなのしょう。(データ【ドイツ】:ポルシェ関連・映画:「ブリット」「帰郷」参照

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《ポルシェ365Bクーペ》

【マルカ:1/72・ダイキャスト】

 如何にもドイツならではのテクノ・モダンなポルシェ・デザインです。戦前のバウハウスに見られるモダニズムの流れはこのポルシェ・スポーツでも独特の魅力を放っているようです。
 クルマの操作性能に必要な基本に忠実なコンセプトと真面目さがこのドイツ魂のような傑作を作ったのだと思います。
 ポルシェの無駄を排したリア・エンジン車のコンセプトは欧州で多くのコピーを生みましたが、ポルシェ以外の多くは次代に受け継がれる事も無く消えてしまいました。

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《ポルシェ356 B/C》

【YATMING:1/43・ダイキャスト】

 この356クーペこそ「天才」の自由な発想と夢が結実すると芸術でも工業製品でも凄いモノが見られるという絶好の見本です。
 イタリアン・デザインに代表されるような感性を優先したラインがないのに魅力的で際立つ個性とメカニカル的(ボディカラーのせいか?)でありながら人間的温もりを備えた外観はドイツ・工業デザインの見本のようです。
 YATMINGのミニカーは個体差が著しく接着パーツが水平でないなど小さなミスが目立ちます。このミニカーも8台ほどの中からヤット見つけたものです。

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《ポルシェ550Aスパイダー》

【マルカ:1/72・ダイキャスト】

 楽しいスポーツカーの必須条件が軽量でとコンパクトである事を証明する傑作車です。また、芸能界でもレース好きな俳優に愛され”550Aスパイダー”はJ・ディーンの愛車としても有名でした。
 フロント・エンジン全盛の時代、やはり前後対称な独創的デザインはドイツ前衛技術の結晶だと思います。ヨーロッパ製スポーツが席巻していた50年代のアメリカ・レース界の華でもあります。

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《ポルシェ959》

【メーカー・UK:1/36・ダイキャスト】

 世界的バブル期にドイツとイタリアで幾つか登場したスーパー・ハイメカ、スーパー・ハイパフォーマンスの一つです。
 この時期に造られたこの「ポルシェ959」と「F-40」が今日までドイツとイタリアで続くハイ・パフォーマンス限定車路線を作りました。
 モデルカーのフィニッシュは言うべき言葉もありません。しかし、この時期「959」なら何でもいいからを直ぐ出せと言う嵐のような凄まじさがみなぎる粗雑さが返ってエネルギーを感じさせます。

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《ポルシェ911ターボ・タイプ930》

【TOMICA Lim:1/61・Rosso Ver】

 デビュ当時の研ぎ澄まされた繊細さは微塵も無いマッスル・デザインのポルシェです。
 それにしても、対症療法デザインをここまで昇華し新たなポルシェ・テイストを作り上げたデザイン力は見事です。
 TOMICAのモデリングは前後のフェンダァラインのエッジが立ち過ぎて、しかもライト・レンズの透明パーツの合わせが後一息と残念ながら今回は疑問符の付くフィニッシュです。

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《ポルシェ911GT》

【HONGWELL:1/72・ダイキャスト】

 このスタイリングを迫力、グラマラス或いは単なる太り過ぎの型崩れと見るかは個人の好みですが、ここに至ってポルシェがファンの不評を覚悟で911のデザインを本来の60年代のインテリジェンスを感じさせるエレガントなスマートさを目指して根本からやり直したくなったのは理解できます。
 しかし、ポルシェが市販スポーツカーである911をここまでモディファイして拘ったのもスポーツカーが輝いたサーキットと公道との「古きよき幸せな関係」を残す唯一の会社であり、妥協のないクルマ造りをした証明かもしれません。

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《ポルシェ・ボクスター》

【TOMICA:1/58・ダイキャスト】

 今の時代はリア・エンジンよりやはりミッドシップが正解だと思います。ポルシェも911タイプのリア・エンジン・スポーツに限界を感じたのでしょうし、新しいチャレンジもしたいのはエンジニアの夢でもあるのでしょう、911の呪縛に長年苦しんだポルシェもヤット”当たり”を見つけたようです。

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《ポルシェ911’00》

【メーカー・UK:1/60?・ダイキャスト】

 リサイクル・ショップのジャンク品なのでメーカーもスケールも何も分かりません。フロントマスクからして’00年度のポルシェ911ではないかと思います。
 しかし、ジャンク品の割にはモデリンがしかっりしておりイメージを巧く捉えて造りこんでいると思います。特に太り気味のポルシェのいかにも重そうな腰周りの表現は秀逸だと思います(失礼!)。

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《ポルシェ911ロードスター》

【HONGWELL:1/72・ダイキャスト】

 オープン・スポーツを見ると実用性を超えた無駄を承知の豊かな文化的(歴史と富)な一面が感じられヨーロッパでオープン・スポーツカーが絶対必要とされる理由が良く分かる気がします。
 日本製オープンは長らく明るく軽快なアメリカ風オープンが主流でしたが、嬉しいことにNEW・Zでついに大西洋を渡り余裕と精神的豊かさを持ったオープンを生み出したようです。

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